千葉こどもの歯医者さん|千葉市稲毛区の小児歯科・小児矯正

月齢・年齢別の診療 AGE
4~5歳の診療について
しいケアで生え揃った
永久歯を守ります

この時期は、永久歯のむし歯予防には大変重要な時期です。
一般的には、歯が生えたらフッ素を塗ったりして予防するようなイメージを持たれると思います。
しかし『感染の窓が開く時期』といいまして、お口の環境はすぐには変わりませんので、永久歯が生えて来る前に悪玉菌の種類や数を減少させておかなければなりませんし、おやつなどの間食も3歳までの補食という位置付けから嗜好品としての位置付けに変わりますので食生活習慣の改善も必要です。
そうすれば、生えてきて間もない脆弱な永久歯もお口の中の環境が整っていれば居心地が良くすくすく育っていきます。ご家庭でできることの指導や歯科医院で行う予防について歯のプロの私たちにご相談ください。
また、歯並びにおいても重要な時期です。この時期は、お子さんの身長が伸びる第一次成長期でもあります。歯並びに重要な時期に、正しく発育させてあげましょう。

小学校低学年の診療について
科医院とご家庭での
フッ素の使用をお勧めしています

小学生になる頃には6歳臼歯として乳臼歯の後方に大きな永久歯(第一大臼歯)が萌出してきます。
また前歯においては、乳犬歯の間に4本の永久歯が萌出してきます。
この時期には、第一成長期が終わり、顎骨の発育(主に前歯の横方向の成長時期)も一時緩徐になります。
そのため4前歯に叢生(ガタガタの歯並び)が認められたら、そのままでは改善されず側方歯群の歯並びに不正を起こす確率が高くなります。
できれば乳歯列の叢生や前肢の交代期のスペース不足が認められた段階で一度歯科医院へ相談されることをお勧めいたします。
また永久歯の萌出後三年間は幼若永久歯といって非常に脆弱で酸に侵されやすく(むし歯になりやすい)、この時期にできたむし歯は一生涯お子さんの永久歯を蝕み、何度も治療を繰り返しながら神経(歯髄組織)を取ることとなり、結果、歯の破折などを招き抜歯に至る可能性が高くなります。
是非仕上げみがきと定期的に歯科検診を受けることをお勧めいたします。
また、逆に予防効果のあるフッ素の歯牙への取り込みがいい時期で、フッ素の効果が最大限に発揮されますので歯科医院とご家庭でのフッ素の使用もお勧めいたします。

小学校高学年の診療について
並びで気になることが
ございましたら早めにご相談ください

男の子も女の子も第二次成長期を迎えて、顔は面長になり大人顔の発育を始めます。
また歯牙の萌出も進み第二大臼歯(12歳臼歯)が生え始めます。特に男の子より早く女の子は、9歳半より12歳までが第二成長期の時期になりますので、歯牙もほぼ大人の歯が萌出し歯並びや上下の歯の位置関係が決まってきます。
そのため、歯列不正(ガタガタだったり・上の前歯が出ていたり・逆に上下関係が逆さになり下の前歯が出ているなど)を認めることがありますので、ぜひおかしいなと気づいたら早めに歯科医院を受診してください。
症例によっては、成長をコントロールすることで悪化を未然に防げることもございます。むし歯においては中学年と同様にフッ素などを用いた予防が効果的です。

思春期の診療について
人ひとりに合わせた予防方法を
アドバイスしています

中学生高校生など心の成長や変化が著しい時期です。
保護者の方々からしか予防についての協力が得られにくいこともあるかと思います。
しかしながら、幼若永久歯の萌出は12歳がピークであり、それから三年間の予防治療はまだまだ重要です。
口腔衛生指導のプロである私たちが予防処置や指導を行いますので、是非お任せください。
また、矯正治療においても顎骨の発育が安定する時期ですので、一般的なワイヤー矯正やアライナー矯正(透明なマウスピースを使用し目立たない)などアダルト矯正の開始時期としても適齢ですので、すぐに開始しない場合でも、一度歯科医院にてご相談されることをお勧めいたします。